こんにちは!やっさん(@yassan_shinsyu)です。
今回の記事では、僕が長野県に移住するきっかけのひとつでもある
「電脳せどり」について解説していきます。
(移住のきっかけについてはプロフィールをご参照ください。)
僕は移住の手段のひとつとして「電脳せどり」をはじめましたが
- 副業をはじめてみたいけど何から始めたら良いかわからない
- 親や子供の面倒をみなければならず外で働けないので、在宅でできる仕事がしたい
- 隙間時間を利用して、少しでも家計の足しにしたい
- これからの不安定な時代、個人で稼ぐ力を身につけたい
電脳せどりとは?
- インターネット経由で商品を安く仕入れて
- インターネット経由で商品を高く売る
ようするに、電脳せどりって「インターネットをとおしてモノを売買する」ってことね!
電脳せどりの仕入先は?
- オークションサイト
- フリマアプリ
- ネットショップ
オークションサイト
オークションサイトといえば「ヤフオク」です。
なんといってもその商品数が膨大なため
電脳せどりをはじめるにあたってなくてはならない仕入先といえます。
ヤフオク公式ページによると、2017年の取扱高はなんと8800億円!
出典:http://mensdrip.com/money/yahoo-auction23
出品数では2018年7月の半月で6366万点!
これは単純計算でいうと「1日あたり400万点以上」
出品されていることになります。
出典:http://mensdrip.com/money/yahoo-auction23
この膨大な出品数の中から仕入をすることになるため
慣れてくれば「仕入ができない」という状態から解放されます。
一方で、慣れるまでは逆にこの膨大な出品数が
「なかなか利益のとれる商品がみつからない・・・」
などのデメリットになるかもしれません。
フリマアプリ
フリマアプリの仕入先は「メルカリ」です。
こちらは渡辺直美さん、有吉弘行さん、藤田ニコルさんなど
数多くの人気有名人をCM起用して有名になったフリマアプリです。
女性や20代、30代の若年層から高い人気を得ていて
今やアプリダウンロード数が1億を超えているほどの人気ぶりです。
その出品の手軽さから、家で眠っている不用品の販売などで
利用している個人ユーザーが多く
安く商品が手に入る可能性が高いです。
また、ヤフオクとちがって「値下げ交渉」がOKな文化があり
これもメルカリを仕入先とする大きなメリットのひとつです。
僕もメルカリを利用するときには
あいさつ代わりに「値下げ交渉」をしています。
最近ではPCでも利用できるようになり使い勝手が良くなったこともあり
こちらも電脳せどりでは外せない仕入先になります。
ネットショップ
インターネット上にはさまざまなネットショップがあり
随時タイムセールや在庫処分などをおこなっているため
情報を早くつかめるのであれば有効な仕入先となります。
下記はネットショップの一例になりますが
扱う商品のジャンルなどによって
インターネット上に無数に存在します。
- ヨドバシカメラ
- ケーズデンキ
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- ブックオフオンライン
- NETSEA
- LOHACO(ロハコ)
電脳せどりの仕入先ってたくさんあるみたいだけど、結局どこを使えばいいの??
どちらかをマスターするだけでも十分に稼ぐ力を身につけることは可能です!
電脳せどりの販売先は?
販売先として利用するのはみなさんご存知の「Amazon」です。
主な理由はこの2点。
- 圧倒的な集客力
- FBA(フルフィルメント by Amazon)の利用
圧倒的な集客力
Amazon日本事業の売上高は2017年実績で約1.3兆円の規模を誇っており
流通額に換算すると2兆円は超えていると言われています。
ちなみに日本国内の主なECサイトの流通額は
- ヤフーショッピング 約7500億円
- ヤフオク 約9000億円
- メルカリ 約1200億円
のため、どれだけAmazonの集客力、販売力が強いかがわかります。
また、Amazon単体で見てもこの5年で売上は2倍以上なうえ
現在も急拡大を続けています。
初心者の方が自分のネットショップを立ち上げても
そもそもお客様にそのサイトを認知してもらうまでに
相当な時間がかかると思います。
一方で、Amazonを販売先として利用すれば
肝心の集客自体はAmazonが代行していくれているようなものなので
あとは売れる商品さえ出品することができれば
すぐに収益につなげることが可能となります。
この「集客力」こそがAmazonを販売先として利用する最大のメリットになります。
FBA(フルフィルメント by Amazon)
もうひとつAmazonを販売先として選択するメリットが
このFBA(フルフィルメント by Amazon)です。
簡単にいうと
「お客様から注文を受けた後の販売業務をすべてAmazonが代行してくれる」
というサービスになります。
通常商品に注文が入ったあとには
- 商品の保管
- 注文処理
- 梱包・発送
- 配送
- 返品対応
- カスタマー対応
などの販売にかかわる業務が発生しますが
これをすべてAmazonに代行してもらうことが可能です。
月に数点程度の商品数であれば問題ないかもしれませんが
数百点以上の規模になってくるとこのサービスなしで業務を回すことは難しいです。
また、そこまで大きな規模でなくても業務効率化の観点から
より重要な業務を優先するためにもぜひ活用したいサービスです。
仕入先としておすすめしたヤフオクやメルカリは販売先として使えないの??
電脳せどりで仕入れる商品は?
電脳せどりで仕入れる商品を2つの切り口でご紹介します。
- 商品ジャンル
- 商品コンディション
商品ジャンル
はじめに解説したとおり
むかしは「せどらー=古本をあつかうひと」
というイメージがあったようですが
いまでは扱う商品のジャンルはさまざまです。
ざっと思いつくものだけでも
- 本
- CD/DVD/Blue-ray
- ゲーム
- ホビー
- おもちゃ
- 家電
- 楽器
- 食品
- 文房具/オフィス用品
- PCソフトウェア
- ペット用品
などがあります。
基本的に電脳せどりで仕入れる商品は「価格差があるもの」になりますので
極論をいうと「価格差があるならどんな商品でもよい」ということになります。
なので、得意なジャンルや興味のあるジャンルからはじめてみると良いと思います。
商品コンディション
Amazonで出品する際にはいずれかのコンディションで出品することになります。
- 新品
- 中古
以前はコンディション判断のしやすさや価格設定のしやすさから
初心者の方には「新品」がすすめられていました。
しかし、2017年にAmazonより新品出品についての規約変更が発表されたことにより
個人から仕入れた商品は「新品」として出品することができなくなりました。
電脳せどりを実践している方の中には
グレーな手法で新品をあつかっている方もいるようですが
Amazonのプラットフォームを利用させてもらっている以上はAmazonのルールに従い
そのうえで今後も安定した収益をあげていくためにも
積極的に「中古」を取り扱っていくことをおすすめしています。
商品ジャンルにとくにこだわりがない場合はどうすればいい??
電脳せどりのメリットは?
せどりには大きく分けると「店舗せどり」と「電脳せどり」があるため
「店舗せどり」と比較した「電脳せどり」のメリットをご紹介します。
- 家に居ながら稼ぐことができる
- 24時間いつでも仕入ができる
- リストを増やすことで作業を効率化しやすい
- 作業を外注化しやすい
家に居ながら稼ぐことができる
これは僕自身が一番魅力に感じたメリットです。
「家に居ながら」と表現しましたが、どんどん仕組みを構築していくことにより
「どこでも稼ぐことができる」という状態にすることも可能です。
僕が電脳せどりを選択した理由のひとつに
「場所に依存せずにはたらきたい、収入を得たい」という思いがあり
結果的に自分の好きな信州の土地で
このビジネスで生計を立てることができています。
これは少し極端な例かもしれませんが
「親や子どもの面倒をみなくてはならないので、在宅でできる仕事がしたい」
という方にもおすすめです。
24時間いつでも仕入ができる
「店舗せどり」の場合、仕入をする時間は
実店舗の営業時間内に限られてしまいます。
なので、サラリーマンの方で副業でチャレンジしようという方には
かなり厳しい条件だと思います。
僕もサラリーマン時代には忙しいときには朝6時台に家を出て
終電で帰ってくるという生活を送っていたので
そもそも実店舗の営業時間内にせどりをすることは物理的に不可能でした。
一方で「電脳せどり」の場合は、
インターネットとPCさえあれば1日24時間いつでも仕入をすることができます。
この「仕入」という作業が電脳せどりの肝になりますので
自分の生活リズムに合わせて仕入ができるメリットはとても大きいと思います。
今ではスマホ1台さえあればメルカリなどのフリマアプリからの仕入も可能なので
いつでもどこでも仕入ができてしまいます。
スマホ1台でもいいのなら、だれでも始めることができますね。
リストを増やすことで作業を効率化しやすい
この「リスト」には
- 商品リスト
- 仕入先リスト
- ライバルセラーリスト
などが含まれます。
さきほど少し触れたように、「電脳せどり」の肝は「仕入」になるのですが
「仕入」をするために仕入先から商品を検索することを「リサーチ」と呼びます。
この「リサーチ」の効率化にこれらのリストがとても役に立ちます。
極端にいうと、「電脳せどり」はインターネット上で
儲かる商品をリサーチして仕入れるだけ、ということなので
- 儲かる商品のリスト
- 儲かる商品を販売している仕入先のリスト
- 儲かる商品を扱っているライバルセラーのリスト
を構築していけば、あとはこれらのリストをもとに
インターネット上で仕入れるだけ、となります。
安定的な収益を上げるためには精度の高いリストを構築していけば
より効率よく「リサーチ」そして「仕入」をおこなうことが可能になります。
作業を外注化しやすい
「電脳せどりでいつでもどこでも稼ぐことができます!」
とはいったものの、実際にはじめてみると
いろんな面倒な作業があることに気づきます。
- 商品リサーチ
- 仕入
- 取引連絡
- 商品管理
- 検品、梱包、発送
- 注文管理
などなど。
収益があがるにつれて、これらの作業に追われ
疲弊し辞めていく人も多いようです。
僕が初めて月収100万円を達成したときは、
ほぼすべての作業を自分ひとりで行っていました。
いまになって振り返ると
「さっさと外注化しておけば良かったなー」と強く思います。
すべての作業を外注化することは難しいかもしれませんが
自分でしか判断できないなどの重要な作業を除けば
ほとんどの作業を外注化することが可能です。
外注化の詳細については今後記事にしていく予定ですが
頑張って外注化・仕組化をすることで将来的に自由な時間や余裕が手に入る
というのは大きなメリットのひとつではないでしょうか。
電脳せどりのメリットには「場所・時間が自由」、「外注化・仕組化」というキーワードがでてきてたね?
電脳せどりのデメリットは?
電脳せどりのデメリットは以下の3点です。
- 仕入のときに商品の実物を見ることができない
- 仕入から販売までに時間がかかる
- 仕入れに送料がかかる
仕入のときに商品の実物を見ることができない
これが電脳せどりの一番のデメリットだと思います。
「店舗せどり」から「電脳せどり」に移行しようとするひと
また「新品せどり」から「中古せどり」に移行しようとするひとが
足踏みするポイントでもあると思います。
これを解決する方法はつぎの3点を徹底することです。
- 出品者の評価を確認する
- 商品説明欄を確認する
- 商品画像を確認する
この中でも特に重要視しているのは「①出品者の評価を確認する」になります。
どれだけいい商品説明文であっても
出品者が信用できない人ならいい商品説明文に意味はないからです。
例えばヤフオクの場合は出品者評価が「98%以上」は必須です。
一方で、たとえこの3点を徹底していても
一定数の動作不良やカスタマーからの返品は必ず発生しますので
そこは割り切ってあらかじめ一定数の返品が発生することを見込んでおくことも重要です。
仕入から販売までに時間がかかる
「店舗せどり」では商品を仕入れればそのまま自宅に持ち帰り
すぐに出品準備にとりかかることができます。
一方「電脳せどり」では、商品を仕入れたあと
- 仕入先で商品の検品、梱包、発送作業
- 配送業者の配送リードタイム
という時間が余計にかかってしまいます。
早ければ2~3日程度で商品が手元に届くのですが
出品者によっては「週に2日しか発送しない」
という独自ルールを設けていることもあり
長ければ5日~1週間程度かかることもあります。
この期間に需要と供給のバランスが崩れ
「仕入れたタイミングでは利益が出ていたのに
出品のタイミングでは価格競争が起こって利益が出なかった!」
ということもありえますので
この仕入から出品までのリードタイムも考慮し仕入れをする必要があります。
仕入れに送料がかかる
インターネットでの仕入のため
仕入先から自宅までの送料がかかります。
この送料の確認を怠ると、せっかく利益の出る商品だと思っても
その利益のほとんどが送料で消えてしまったり
送料が高くつく大型商品だと最悪の場合赤字になるケースもあります。
とはいえ、商品説明欄には必ず送料の記載がありますので
前もって確認をしておくことでしっかりと利益を残すことができます。
また
- 同一出品者から複数の商品を購入する
- 少しでも送料の安い配送業者に変更してもらう
などの工夫をすることで
利益が出ないと思っていた商品から利益を生み出すことができます。
このようにデメリットと思われることでも
ひと工夫することによりライバルと差をつけることができます。
電脳せどりにもデメリットはあるけど、前もって準備をしておけば大丈夫ってことかな??
まとめ
今回の記事では、電脳せどりの概要やメリット・デメリットをご紹介しました。
「電脳せどりってなに?」と疑問をおもちの方に
すこしでもお役に立てればうれしいです。
また、この記事をきっかけに「電脳せどり」に興味・関心をもっていただいた方にむけて
今後「電脳せどり」に関する記事を書いていこうと思いますので
楽しみにしていただければと思います!
それでは、また!